持続可能な開発。
この言葉が現れるまで、環境活動家と実業界のトップが互いに意見を交わすことは、ほとんどなかった。
環境保護主義者は、社会的アクティビストとして、小規模な団体をつくって活動するばかりで、影響力をもたなかった。そして彼らは、すべての実業家は、宇宙船地球号を破壊へと導く精神錯乱者だと思っていた。
一方、実業家たちは、環境保護主義者のことを、あらゆる技術的進歩を阻止することで頭がいっぱいの「エコナッツ」(熱狂的な環境保護論者)や「ラッダイト」(技術進歩反対論者)であると考えていた。
ところが、国連のブルントラント・リポートが「持続可能な開発」という言葉を初めて使用すると、変革の波が、瞬く間に世界に拡がっていった。
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