問7
by shidarapress
問7 この文章の表現上の特色としてあてはまるものを、次の(ア)~(カ)から2つ選んで、記号で答えなさい。
(ア)一文が長くて、すこし冗漫な感じがする。
(イ)歯切れのよい文章で、リズム感もある。
(ウ)擬声音や擬態語を多く使用して、その効果をあげている。
(エ)もってまわったような言い方の多い文章である。
(オ)主人公の目からみた形で文章は進められている。
(カ)作者は、主人公を自分から一歩離して第3者的に書いている。
人類学者の山口昌男は、こう述べている。「人は、それぞれの課題と関心に合うように世界を切り取り、世界についてのモデルを、たえずつくり変えていかなければならない。世界はもはや、そこにあり、それを客観的に記述していけば再現できる、というものではない。われわれがたえず、解読のためのモデルをつくり変えていかなければ、世界はたちまち眼前から姿を消してしまう」。ここでいう世界を切り取り、世界についてのモデルとなるのが「物語」というメディアである。物語とは世界モデルなのである。
近代社会、とりわけ近代産業社会の特色は、与える側(生産者)と、受ける側(消費者)が、はっきりと別れていたことでした。売り手と買い手、自治体と市民、教師と学生、芸術家と鑑賞者、医師と患者など、というようにです。
これに対して、現代社会の特徴は、こうした素朴な2分化が終わり、生産・供給サイドからの一方的な説得、情報発信、商品生産と販売促進(売り込み)が有効性を失いつつあることです。多くの分野で、受け手と与え手が目線をあわせ、相互に関わりあい、対話的であろうとしない限り、満足や共感や納得、あるいは、より望ましい結果や効果、そして新しいものは生まれにくくなってきました。
IBMの初代社長トマス・ワトスン・シニア(Thomas John Watson Sr, 1874-1956)。彼はコンピュータが普及する前に、この世を去ります。しかし彼は、亡くなる40年ほど前に「データ処理」なるものについて語っていました。当時ほとんどの人びとが理解できなかったことです。彼が経営者として発揮したのは「新しい認識」でした。それによって、誰も注意を払わず、したがって誰も知らず、誰も活用しようとしないものを、ビジネスの次なる領域としました。その後、IBMは大きく躍進します。これは、新しい認識と起業家的な行動力と技術力とが組み合わさることで、未来の経済、社会、文化がおおきく変化していく可能性を物語るものです。
1956年、彼はコンピュータが普及する前に、この世を去った。しかし彼は、亡くなる40年ほど前に「データ処理」なるものについて語っていた。当時ほとんどの人びとが理解できなかったことだ。彼が経営者として発揮したのは「新しい認識」であった。それによって、誰も注意を払わず、したがって誰も知らず、誰も活用しようとしないものを、ビジネスの次なる領域としたのである。その後、同社は大きく躍進する。
これは〈新しい認識〉と〈起業家的な行動力〉と〈技術力〉とが組み合わさることで、未来の経済、社会、文化がおおきく変化していく可能性を物語るものだ。ここに登場する「彼」こそ、IBMの初代社長トマス・ワトスン・シニア(Thomas John Watson Sr, 1874-1956)であった。
メルヒオール・グリムの『文芸通信』は、百科全書の偉大な知的論議の推進におおきな役割をはたした。モンテスキュー、ダランベール、ヴォルテール、テュルゴーらの最新の知は、グリムの情報誌のおかげで、ヨーロッパの知識層に急速に広がり、払拭しがたい反響を残すこととなった。