世界モデルとしての物語
投稿者: shidarapress
人類学者の山口昌男は、こう述べている。「人は、それぞれの課題と関心に合うように世界を切り取り、世界についてのモデルを、たえずつくり変えていかなければならない。世界はもはや、そこにあり、それを客観的に記述していけば再現できる、というものではない。われわれがたえず、解読のためのモデルをつくり変えていかなければ、世界はたちまち眼前から姿を消してしまう」。ここでいう世界を切り取り、世界についてのモデルとなるのが「物語」というメディアである。物語とは世界モデルなのである。