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Some postcards for a post-disciplinary approach —新しい「知と方法」へ—

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当事者の時代

by shidarapress

21世紀に入り「当事者の時代」を迎えました。「 当事者 」とは、プロセスの外側にいる人間ではなく、プロセス自体に関わる人物です。新しい働き方や暮らし方をつくり、これからの地域社会をつくり、21世紀の政治や財政システムをつくるなど、参加し、考え、創る人たちを指します。もう外側に立って見ているだけの状態には満足できない人たちを言います。

1人の強いリーダー(カリスマ)と、その他大勢のフォロワーという構図ではありません。それぞれが、それぞれの立場で当事者になるとき、周囲も社会も静かに動き始めます。

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物語と人間社会

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人間は、物語を使って、膨大な情報を保存してきました。そこには世界や人間の見方、社会や自然や宇宙との関わり方といった情報がアーカイブされてきました。人間の共同社会は、そうした物語をそれぞれに抱えながら営まれています。

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複雑ネットワークの見方

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今日、企業行動を、需要と供給の2つに分けて理解するしかたでは、あまりに単純な場合があります。そのときには、あらためてビジネス活動を、もっと多元的なもの、つまり、多様なアクターが多数多層に関わりあう、流動する「関係ネットワーク」のなかに位置づけて理解する必要があります。数多くのビジネス用語もまた、こうした「複雑ネットワーク(complex networks)」の観点から定義し直す(認識し直す)ことが必要だと考えられます。

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「あいだ」から両側を変える

by shidarapress

変化創造のカギとなる「インターミディエイター」は、異なる集団のあいだ・界面を自在に動きます。例えば、部門Aと部門B、グループ企業内の企業Cと企業D、あるいは地域Eと地域Fなど、異なる領域のあいだを行き来しています。この境界をまたぐ行為、行ったり来たりという行為が、双方に新たな情報や洞察をもたらすことになります。その過程で多様な人びとの「関係づくり」が模索され、促進されます。「あいだ」から創造するひとは、その両側を変えていく可能性をもっています。

◉関連リンク Intermediatorの貢献

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マーケティングの新展開

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企業が単独で価値をつくりだしているという発想は、もはや有効ではなくなってしまいました。より現代的な意味での「マーケティング」とは、供給サイドだけが生みだすのではなく、需要サイドも参加して、ともにあたらしい価値を生みだす協働作業、ないし多数多様なアクターが関わり合う創造的な離合集散のプロセスです。需給両者の関わり合い、のみならず第3者による参加・関与と、それを超えた社会的ネットワーク、さらに自然界を含めた、より広く複雑な、流動する関係の網の目から、有効な解決策も、地域や生活革新の方法も、あらたな価値も湧きでてくるようになりました。

◉関連リンク 需要サイドの参加・関与「ブラーリング」現象多様性への投資

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平均値から多様性へ

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平均値だとか、頻度が高いとかいうことが意味をもつのは、社会のなかで類似性や均質性が高く、かつ、さまざまな事象が正規分布のかたちで起こっていた時代の話です。個別化、分散化、多様化がテーマとなる時代では価値創造の重要な指標とは言いがたいものです。

◉関連リンク 人間を発見する時代多様性への投資

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人間を発見する時代:ダイバーシティ

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ダイバーシティ(多様性)という見方の登場は、単純に男と女を論ずるよりも、その人らしさをみつめること、人間を発見する時代が到来したことを告げています。だから、顧客理解のしかたや製品開発のありかたが変わり、さまざまな雇用システムやライフスタイルがあっていいことになります。こうして、あらたな可能性が一度ひらかれることで、社会は衣替えをしていくことになります。

◉関連リンク 多様性への投資平均値から多様性へCDO( Chief  Diversity  Officer )

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政府と市場の失敗を超えて

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複雑化したこの社会で、われわれが、より望ましいライフスタイルをつくっていくためには、企業が提供する製品とサービスだけではきわめて不十分です。どこかにミスマッチがあります。「市場の失敗」と呼ばれます。他方、政府や行政の提供するサービスや情報も不完全で、不十分です。「政府の失敗」です。これらのミスマッチを補い、隙間を埋めてくれるのは、かならずしも経済的動機づけを出発点としない、多様な個人的動機づけによる、ボランタリーな活動でしょう。じぶん自身が喜びを感じられる活動で、かつ社会的・公共的課題に応えうるような自発的活動の数々から、新しい動き(イノベーション)が現れています。

◉関連リンク 市場主義とボランタリー経済共益企業ナラティブ・アプローチ

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NPOの役目

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人びとの「生活の質」を改善するために、政府と企業ではカバーできない領域にNPOは切り込んでいく。ステイクホルダーとの「関係づくり」を確かなものにし、新しい需要と価値を創造するマーケティングを自在に使いこなすことで、NPOはまだまだ発展の余地がある。ただし、関わり合った周囲ともども変化・発展していくには、相互的な「共同学習」の考え方が必要だろう。現代では、一方向的に教え育てる「教育」効果は薄い。

◉関連リンク 「ブラーリング」現象人間を発見する時代互酬性 ( reciprocity )平均値から多様性へ方法としての対話政府と市場の失敗を超えて地域の自律的経済圏ナラティブ・アプローチ

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ネットワークにひびく声

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ソーシャル・ネットワークというのは、おおきな権力で動くのではなく、「おーい」といって、声が届くぐらいの範囲で動いていく。

◉関連リンク モノいわぬ顧客たちの変貌方法としての対話創発社会の特徴

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