shidara press

Some postcards for a post-disciplinary approach —新しい「知と方法」へ—

タグ: 緒方洪庵

Overnight Reading

by shidarapress

それから緒方の塾に入ってからどうしていたか。夕方食事のころにもし酒があれば、それを飲んで寝る。ひと眠りして目が覚めるのが、いまでいえば夜の10時か10時過ぎ。それからヒョイと起きて本を読む。夜明けまで本を読んでいて、台所のほうで塾の料理担当がコトコトご飯を焚いて支度をする音が聞こえると、それを合図にまた寝る。寝てちょうど朝ご飯の出来上がったころに起きて、そのまま銭湯に行って朝風呂につかり、それから塾に帰って朝食を食べてまた本を読むというのが、だいたい緒方の塾にいるときにやっていたことでした。81

最新最良の知性

by shidarapress

学問勉強ということでは、当時世の中で緒方塾生の右に出るものはいなかったと思う。80

越境し、物語る役割

by shidarapress

緒方塾の塾生たちは、学問のことについては少しも怠ったことはない。その様子を言えば、江戸にいた学生が折々に大阪に来て学ぶということはあったが、大阪からわざわざ江戸に学びに行くということはない。行けば、それはすなわち教えるということであった。