shidara press

Some postcards for a post-disciplinary approach —新しい「知と方法」へ—

タグ: 多層性

多層的に語るストラテジー

by shidarapress

人生の否定的側面と肯定的側面の双方を、矛盾を恐れず、むしろ一見矛盾に見えるものを人生の豊かな多層性として描いていくのが、本小説『息子と恋人』の語りのストラテジーである。この小説には、人生のさまざまな悲しみと喜びが、異性愛ばかりでなく同性愛的なものも含んだ愛の根源的衝動が、そして、愛だけでなく、人生の戦いが描き込まれている。『息子と恋人』は、人生に当然のこととしてある悲劇にもかかわらず生きていく人間のたくましい姿が、滅びゆく人びとともに、多層的に描かれた作品と言うことができる。これは、20代後半の天才作家のみが書き得た、そこに人生のすべてがあるような豊かな小説だ。(D.H.ロレンス『息子と恋人』訳者あとがきより抜粋・編集)

複雑ネットワークの見方

by shidarapress

今日、企業行動を、需要と供給の2つに分けて理解するしかたでは、あまりに単純な場合があります。そのときには、あらためてビジネス活動を、もっと多元的なもの、つまり、多様なアクターが多数多層に関わりあう、流動する「関係ネットワーク」のなかに位置づけて理解する必要があります。数多くのビジネス用語もまた、こうした「複雑ネットワーク(complex networks)」の観点から定義し直す(認識し直す)ことが必要だと考えられます。

設樂剛事務所