mindset 02

投稿者: shidarapress

会計上からして教員の不足することも度々ありましたが、そんなときにも私は少しもおろおろしません。生徒がいなくなるなら、それで結構。そのままにしておけばよい。教員が出ていくなら、ソレモ結構。いなくなるままにして、留めようなどと思うな。生徒が去り、教員がいなくなって塾が空き家になれば、残る者はオレひとりだ。そこでひとりの根気で、教えられるだけの生徒を相手に自分が教授してやる、それも生徒がいなければ強いて教授しようとは言わない。福沢諭吉は大きな塾を開いて、世の子弟を教えなければいけないなどと人に約束したことはない。塾の盛衰に気を揉むようなバカなことはするまいと、腹の底で究極の覚悟を決めた。だから塾を開いたそのときから、いつだってこの塾を潰してしまおうと始終考えているから、少しも怖いものはありません。307