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Some postcards for a post-disciplinary approach —新しい「知と方法」へ—

タグ: 河合隼雄

魔女ジェニファとわたし

by shidarapress

その後、エリザベスは、熱を出して寝込んでしまった。人間が節目を乗りこえるとき、身体の不調をきたすことは多い。体もつくり変えられるために、発熱したり、休養したりすることが必要なのであろう。

河合隼雄( E.L.カニグズバーグ『魔女ジェニファとわたし』を引きあいに )

中空構造の欠点

by shidarapress

山田:すると中空構造の欠点はどうなりますか。

河合:中空構造は中心への侵入を許しやすい、という点でしょうね。

山田:どうやったらその欠点を補えるでしょうか。

河合:そうですね、この欠点をカバーするなら、ひとつの方法として、中心となるものは存在するけれど、それはまったく力をもたないというシステムが考えられるでしょうね。

山田:と、いいますと?

河合:つまりですね、大事なのは2つあって、1つは、中心にいる人、あるいは第一人者それ自体は空性の体現者として存在しているということ、もう1つは、無用な侵入に対しては、周囲の者がその中心を擁して戦うということですね。

山田:中空構造では、中心は力をもたない?

河合:そうです。このとき、その中心は極めて強力なように見えるんですが、それ自身は力をもたないところが特徴なんですね。

 

設樂剛事務所