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Some postcards for a post-disciplinary approach —新しい「知と方法」へ—

タグ: 政府

政府と市場の失敗を超えて

by shidarapress

複雑化したこの社会で、われわれが、より望ましいライフスタイルをつくっていくためには、企業が提供する製品とサービスだけではきわめて不十分です。どこかにミスマッチがあります。「市場の失敗」と呼ばれます。他方、政府や行政の提供するサービスや情報も不完全で、不十分です。「政府の失敗」です。これらのミスマッチを補い、隙間を埋めてくれるのは、かならずしも経済的動機づけを出発点としない、多様な個人的動機づけによる、ボランタリーな活動でしょう。じぶん自身が喜びを感じられる活動で、かつ社会的・公共的課題に応えうるような自発的活動の数々から、新しい動き(イノベーション)が現れています。

◉関連リンク 市場主義とボランタリー経済共益企業ナラティブ・アプローチ

設樂剛事務所

ボランティア行為の経済効果(2)

by shidarapress

日本経済新聞が、「ボランティア活動の経済的効果は? 10兆円の試算も」と題した記事を掲載している(2011年8月6日)。

行政も企業も積極的に関与しない(しにくい)課題を解決する上で、ボランティアは社会に欠かせないものだと言える。ただ、その活動の経済効果は、国の経済活動の規模を示すGDP(国内総生産)にほとんど反映されない。

大阪大学の山内直人の試算によると、2009年、国内でボランティア活動に費やされた時間はおよそ59億時間。同じ仕事を専門業者に依頼すると仮定し、必要経費をかけあわせると、この年、日本のボランティア活動の経済効果は、約10兆円になるのではないか、という。GDPの約2%に相当する。なお、ボランティアで、ある場所に人が集まると、周辺のホテルや飲食店の来客も増えるなど、波及効果も期待できる。

内閣府の「社会意識に関する世論調査」では、「社会のために役にたちたい」と答えた回答者が約7割にのぼる(2011年時点)とされ、こうしたボランタリー・マインドは、2005年頃から上昇傾向を示しているという。

◉関連リンク ボランティア行為の経済効果エンパワリング方法としての「対話」

⊆ 設樂剛事務所