変化するヨーロッパ

by shidarapress

ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill, 1874-1965)とロベール・シューマン仏外相(Robert Schuman,1886-1963)はともに、統合こそが欧州の平和を維持する唯一の道と信じていた。1950年、シューマンは、フランスと西ドイツによる石炭・鉄鋼産業の共同マネジメントという、EUの基盤となる構想を宣言した。

“ヨーロッパは1日にして成らず。それは事実上の結束をまず生み出すという、具体的な実績を積み重ねることによって築かれてゆくものです。”(ロベール・シューマン:欧州統合の構想について)

ヨーロッパは生成変化する、ひとつの生きもの。ヨーロッパ成立のプロセスでは、離合集散をめぐる葛藤がつきもの。さまざまな対立や矛盾も抱えながら、ヨーロッパは未来にむけて自己形成していく。

設樂剛事務所