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Some postcards for a post-disciplinary approach —新しい「知と方法」へ—

タグ: ロシア革命

革命のパラドクス

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革命は夜明けを意味しない——
革命のパラドクスを一言で要約すればこうなる。

人間社会の観察者A. トクヴィル(A. Tocqueville, 1805 – 1859)は、かつてこう見抜いた。「革命は旧体制を撤廃しない。むしろ拡充する」と。

彼が指摘したように、フランス革命後に残ったのは、あいかわらずの官僚制支配だった。政治、経済、学術、芸術の中心地は、パリに残ったままであった。

ロシア革命がもたらしたものも農奴制であり、秘密警察であり、融通の利かない官僚制度だった。

つまり、ロシア革命を推進した自由主義者たちがもっとも嫌悪したもの、すなわちツァー体制の中核は、したたかに温存されたままであった。

そしてこのことは、毛沢東の文化大革命についても該当する、ということができる。

これこそがまさに、革命という神話であり、「革命は夜明けを意味しない」というパラドクスである。

ここでトクヴィルによって指摘されたのは、革命という言葉のもつ甘美なイメージに反して、急進的な社会変革の限界であった。

 

カフェ「ツェントラール」

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19世紀末のウィーンのカフェは頽廃を象徴するような場所だった。だがそのなかには次の時代を創るアイコニックな連中も混ざっていた。

◉ 作家や芸術家たちのたまり場だったカフェハウス「グリーンシュタイトル」が1897年に店を閉じると、常連たちはいっせいにカフェ「ツェントラール」へと移ってきた。亡命中のトロツキーも変名でよくここに足を運んだ。のちにロシア革命がおこり、新たに樹立されたソヴィエト政権でかれが人民委員になったとき、「ツェントラール」の常連たちは、「へえ、あの男が」と、さすがに驚いたという話は有名だ。 森本哲郎『ウィーン』1992, p.88を加筆・編集.

革命と識字率の関係

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「歴史家のローレンス・ストーン(Lawrence Stone, 1919-1999)が、識字率と革命との関連を研究し、イギリス革命、フランス革命、ロシア革命を取りあげて、革命の前には必ず識字率が上昇していたことを示唆しました。わたしはこれを『ストーンの法則』と呼び、いまでも大いに活用しています」エマニュエル・トッド