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2058年8月13日。
2010年代後半から2020年代にかけては、「新たな協働社会の実現」を盛んに唱えていました。《協働》自体は1990年代から取りあげてきました。ここでいう《協働》とは、人間同士の協働だけではありません。人間と機械と自然のあいだに成立する協働関係をいいます。協働する知とは、媒介する知のことだと言ってきました。いまでは広く共有されていますが、当時はまだそんなことを言う人がいなかったのです。端的にいいますと、協働とは媒介であり、媒介とは創造のことです。協働する知と、その要となる媒介する知を唱えたのは、創造の原理を求めた結果でした。