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東京、2019年1月22日。
来客の話を一通り聞き、帰り、玄関まで送る。次に再会するときには、どうなっているだろうか。午後、アレクサンドリア図書館のpictorial galleryで、アラビア文字の書体を観察する。現在、アラブ世界で広く流通しているルクア体の美しさに触れる。

Arabic script
ⓒ小学館ライブラリー

アレクサンドリア——。ここにはかつて、ジュネーブ本部とは別に、世界保健機関(WHO)の拠点があった。この、東地中海方面本部と呼ばれる拠点は、現在はカイロに移されているが、それよりも、この「東地中海」という記号に、軽い驚きを覚える。

世界保健機関(WHO)のほうに再び目を移し、ふたつのメモを取る。

1.WHO、世界保健機関は、人間の健康を基本的人権のひとつと捉えて設立された。全人類の健康問題、保健衛生問題を解決するために、グローバルな協働体制を組む。

WHO憲章前文には、この機関の精神が明記されている:
人種、宗教、政治的信念や、経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高基準の健康を享受することは、全人類の基本的権利のひとつである。

The enjoyment of the highest attainable standard of health is one of the fundamental rights of every human being without distinction of race, religion, political belief, economic or social condition.

2.WHO、世界保健機関は、「 健康 health 」を、次のように定義している:
「健康」とは、完全な肉体的、精神的および社会的 well-being の状態である。たんに病気や病弱さが存在しないこと、ではない。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirm.

Basic Human Needsという記号に目をやりながら、これはさしあたりの定義、より精緻化が求められる、と記す。

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