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正午、古書店。そこでサルトル全集を見つけて小さく驚愕する。昨晩『存在と無 L’être et le néant』について、いくつかの調べ物をしたばかりだった。〈本質〉の対義語が〈実存〉なのだが、ある文献で、本質的に実存的……という表現に出会う。著者のユーモアか何かだと思う。全集の全体的な保存状態は意外なほど、よく保たれている。ヴィンテージ・ワインのような絵画的な汚れが数カ所で見つかる。店主に取り置きを依頼し、一度店を出る。午後、ビジネス関係者たちとの会合。会話の中で、subjectという言葉が耳に残る。重要な局面にさしかかっていることもあり、予定の終了時刻を少し過ぎた。今日は3分割した午後のひとつを使って、特別な作業をする。

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