カフェ「グリーンシュタイトル」

投稿者: shidarapress

フェリックス・ザルテン(ディズニー映画『バンビ』の原作者 )は次のように語る。若きウィーン派のたまり場、それはミヒャエル広場にあったグリーンシュタイトルであった。ブリュンから裕福な若者エドアルト・ミヒャエル・カフカが、ここにやって来た。彼は非常に温和で、いかなる文学的努力にも感激した。彼は月刊誌「現代文学」の発行を通じて、あらゆる人びとの青春の活動に奉仕する身となった。ヘルマン・バールがパリから帰国し、われわれの仲間に加わった。かれは千鳥格子のパンツに、褐色のビロードの上着といった、完全にモンマルトル族の服装に身を包んでいた。それに山高帽までかぶっていた。かれは、言葉や文章を通してすべての人たちを鼓舞し、刺激した。

reference to this page: 村山雅人『反ユダヤ主義:世紀末ウィーンの政治と文化』1995, p.213.を加筆・編集.  note: フェリックス・ザルテン(Felix Salten, 1869-1945)/グリーンシュタイトル(グリーンシュタイドゥルとも, Cafe Griensteidl )/ヘルマン・バール(Hermann Bahr, 1863-1934)

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