病の哲学(G. Deleuze)

投稿者: shidarapress

生に対する感情を研ぎすますのは病だ、という話。個人史や家族史の中から病という生命特有の現象のもつ意味を隠蔽していないか、病に対する自分なりの哲学を点検しておきたい。

◉ 私にとって病気は敵ではない。生に対する感情を研ぎすますものだ。「もっと生きていたい」とか、「治ればもっと生きられるだろう」ということではない。いわゆる「人生を楽しむ」ことほど下劣なものはない。偉大な生者とは、“ひ弱な者”のことだ。人生観とは、生を観るということだ。病気によって、生を観る感覚が研ぎすまされる。病気を利用して、自由を獲得しなければならない。利用できなければ不快なだけだ。G. Deleuze

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