マルチチュード5

マルチチュード(5):排除の原理

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「1なるもの」は、否定の原理です。
 あらゆる特異性、あらゆる複数性、あらゆる多様性の否定です。
「1なるもの」が諸概念を支配しているかぎり、
 その支配の形態がどんなものであれ、
「1なるもの」は差異を奪い去り、
 特異性を抹殺するのです。
 多様性の反対は、「 1なるもの 」です。
 それは疎外の原理であり、排除の原理です。
 「 マルチチュード 」が到達しうるのは、
 一方では「 無数の内的差異 」を認識することであり、
 他方ではそのなかに「 共同的なもの 」を認識することです。
                     A.ネグリ207-8

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