トルストイが驚く無造作な一行

投稿者: shidarapress

『ドストエフスキー写真と記録』には、ドストエフスキーをめぐる写真や絵画や手紙が収録されている。偉人として崇められがちだが、ここにはドストエフスキー自身による人間味あふれる言葉でみちあふれている。

ところで、このなかにはトルストイによる次のようなドストエフスキー評も収められている。「ドストエフスキーが無造作に書いた一行は、今どきの作家たちが書く本の何巻ぶんにも値する。私は『復活』を書くために、最近『死の家の記録』を読んだ。これは、なんとも驚くべき作品だ!」

これはトルストイの言葉として、P.セルゲエンコが書き留めたものだ。トルストイは、ドストエフスキーと同時代を生きたが、2人は直接対面することはなかった。

設樂剛事務所

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