早矢仕 有的

投稿者: shidarapress

早矢仕 有的(はやし ゆうてき) は、福沢諭吉の考える「実践の知」を率先して体現する存在だった。早矢仕は「丸善」の創業者で、明治元年、横浜新浜町に「丸屋」という名の書店を開業する。丸屋と命名するにあたっては、2歳半年上の福沢などにも相談をした。

翌明治2年には、書物や医薬品などを扱う「丸屋商社」として正式にスタート。このさい『 丸屋商社之記 』という設立趣意書を発表している。丸善自身によれば、これは「日本初の設立趣意書」だと謳っている。いったい誰が趣意書を書いたのかについては諸説あって、『福澤諭吉全集』では、執筆者は福沢だとされている。その一方『丸善百年史』では、(1)早矢仕の考えを熟知した沢井秀造説、(2)早矢仕が起草したものに福沢が手を入れたとする説、(3)沢井が起草したものに福沢が手を入れたとする説があるが、結局は確定できていない。

設樂剛事務所

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